バターチキンカレーの酸味。酸っぱい時はカシューナッツペースト!

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マイルドでクリーミー、甘めのルーとゴロッとしたチキンがおいしいバターチキンカレー。

インドカレー屋さんでバターチキンカレーのおいしさを知り、「家でも作りたい!」と思って作ってみると「ん?酸っぱい・・・。」

牛乳やバター、砂糖を追加してみても「なんか違う・・・。」

何度作ってみても納得できなかった私がたどり着いたのは「カシューナッツペースト」でした。

カシューナッツの香ばしさと甘みが酸味を和らげ、奥深い本格的な味に近づきます!

バターチキンカレーの酸っぱさはトマト缶とヨーグルト?

バターチキンカレーのレシピはたくさん公開されていますよね。

私は鶏もも肉だけでなく鶏むね肉も使うので、鶏肉を柔らかくするためにヨーグルトに漬け込むため、ヨーグルトを使用しているレシピを好んでいました。

ヨーグルトも酸味がありますが、バターチキンカレーに欠かせないトマトも酸味のある野菜ですよね。

生トマトの個体差やトマト缶の原材料によって酸味の強いものもあります。

そのため、ヨーグルトを使用したレシピでバターチキンカレーを作る場合は、ヨーグルトとトマトの酸味が味に影響しているのではないかと思います。

バターチキンカレーの酸味が強い時の対処法

バターチキンカレーが酸っぱくなってしまった場合でもそのまま食べることはできますが、できればおいしく食べたいですよね?

また、酸味が苦手な人にとっては、酸味の強いバターチキンカレーはおいしくありません。

私はバターチキンカレーの酸味を和らげる方法として、牛乳や生クリーム、バター、砂糖、カシューナッツペーストなどの食材を追加してみました。

中でも、ちょっと手間はかかりますが、カシューナッツペーストを追加すると、酸味が和らぐのと同時にカシューナッツの香ばしさや甘さが加わり、濃厚で本格的な味に近づきました。

牛乳や生クリーム、バター、砂糖も悪くないけど・・・

牛乳や生クリーム、バターはクリーミーさと風味が、砂糖は甘味が酸味を抑えてくれます。

けれど、酸味が気にならないほど和らいだかと言われると「いや、まだ酸味がいる・・・」というのが本音でした。

牛乳、生クリーム、バター、砂糖で酸味を中和しようとすると、結構な量が必要になり、味が薄くなったり、砂糖の甘味が強くなったりバランスが悪くなります。

バターや生クリームは入れすぎると脂っこくなりますし、砂糖でバターチキンカレーの甘味を再現するのは「ちょっと違う?」とも思います。

カシューナッツペーストがおすすめ!

ちょっと手間はかかりますが、私はカシューナッツペーストを追加する方法が一番おすすめだと思います。

酸味が和らぎ、カシューナッツの香ばしさと甘さが加わりグッと本格的な味に近づきます。

なんとなくガタガタしていたものの下に1段支えができたかのような味になります。

カシューナッツペーストは、カシューナッツと倍量の水をミキサーにかけて作ります。(例えば、カシューナッツ50g+水100g)

カシューナッツペーストはもったりした仕上がりなので、バターチキンカレーに加えた後に硬すぎる場合は水を少量ずつ加えてとろみと味を調えます。

カシューナッツは無塩のものが、余計な塩味が加わらないのでおすすめです。

なぜカシューナッツにたどり着いたのか?

バターチキンカレーのレシピを調べると、カシューナッツを使っているレシピと使っていないレシピがあります。

私はカシューナッツについて「なんでバターチキンカレーにカシューナッツ?」くらいにしか思っていませんでした。

「酸味が少ない」と感想のあるレシピでも酸っぱいということは、「よく使われている材料以外のところにカギがあるのでは?」という考えから「もしかしてカシューナッツって大事!?」にたどり着きました。

すると、ザッと調べ直してみただけでも

こちらはカシューナッツペーストを使った本格インドカレーレシピ。そもそもなぜインドカレーにカシューナッツを入れるのかというと、甘みやとろみ、コクが増すため。スリランカでも香りのある甘めのカレーが主流で、カシューナッツがよく使われるそうです。

小島屋 カシューナッツペーストはいつ使う?!簡単にできる自家製レシピからおすすめの使い方まで紹介

アレルギーなどを考慮してカシューナッツは使わなくても大丈夫でしょうか?

カシューナッツを除くと美味しく作れません。

印度カリー子 インドカレー屋さんの甘いバターチキンカレーの作り方

北インドカレーの特長
インド北部で食べられているカレーは、ソースに油分がたっぷりと含まれて、こってりとしている傾向にあります。まろやかで濃厚な味わいが特長です。材料にはスパイスのほか、乳製品やカシューナッツなど、コクのある食品がふんだんに使われています。代表的なメニューとして挙げられるのは「バターチキン」や「パラックパニール」など。

カシューナッツ
北インドカレーのレシピでは、炒めたまねぎと合わせてペースト状にしたカシューナッツがよく使われます。カレーにとろみやコクを加え、濃厚に仕上げるうえで重要な材料の一つです。

NISHIKIYA KITCHEN 北インドカレーとは?特長や現地の食文化、他のカレーとの違いを解説

実は本場のバターチキンカレーはナッツをすりつぶして作ったナッツミルクで作るんですが、

x リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ(@ore825)

とあり、バターチキンカレーにはカシューナッツが大事だと分かりました。

ペースト作りが大変ならカシューナッツペーストがおすすめ

無塩のカシューナッツはスーパーでも取り扱いがあると思うのですが、「ミキサーない!」「ペースト作るのは大変・・・」という場合はカシューナッツペーストというものがあります。

カシューナッツペーストは、カシューナッツがペースト状になっているので便利です。

カシューナッツペーストは、普通のスーパーでは取り扱いがない場合が多いのでネットでの購入がおすすめです。

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カシューナッツペーストを後入れでバターチキンカレーがおいしくなる!

本来、カシューナッツは調理の途中で加えるものですが、後入れしてもバターチキンカレーをおいしくすることが分かりました。

酸味を抑え、カシューナッツの香ばしさと甘さが本格的で濃厚な味に近づけてくれます。

「バターチキンカレーを作ったけど酸っぱい・・・」と困っている時はぜひ試してみて下さい!

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