何か新しいことを始めようとした矢先、それを邪魔するような出来事が起きる・・・そんな経験はありませんか?
私はこのパターン結構あるのです。
自分が体調不良からの回復を実感し始めた頃に義理の両親が倒れたとか体調不良になって、その対応に追われてエネルギーを消耗して疲弊・・・自分のことをするエネルギーまで使い切ってしまって動けないとか。
今回はダブルパンチでした。
アクシデントが起きるのは仕方ないけれど・・・
私は7年前に仕事を辞めてから専業主婦をしていますが、最近ようやく「働こうかな」と思えるようになったので色々調べていました。
「通う仕事がいいのか?在宅か?」「職種や業種は?」「派遣?直接雇用?フリーランス?」と、久しぶりに働くにあたって「自分がどこを目指すのか?」ということがだいたい決まって、「よし!行動に移そう!」と思っていた矢先・・・義母が倒れたのです。
家で人が倒れるって、そのこと自体に大きく動揺するし、救急車呼んだり、搬送にも同行が必要だし、検査結果もその場で待つから病院で数時間待機、入院の手続きだとかお見舞いだとか、神経使った状態が長く続くのですごくエネルギーが削がれるのです。
そして、エネルギーが削がれるような状態が落ち着くころにはエネルギーが枯渇して疲れ切ってしまっていました。
さらに今回は、夫から風邪がうつり、アレルギー性鼻炎もあるため体調不良が長引き、あっという間に1か月が過ぎてしまったのです。
自分的には「え?」です。
「よし、求人応募するぞ!」と思っていた時がすごく昔に感じるというか、人に影響されているうちにあっという間に時間が過ぎてしまった悲しさと、疲れ切った自分と・・・。
生きていればアクシデントが起きるのは仕方ないのですが。
アクシデントは自ら望んだ結果?
私は根っからネガティブ思考な人間です。
ネガティブな私は、何か始めようとした矢先にアクシデントが起きて思うように物事が進まなかった時、心のどこかで「ほら、やっぱり・・・」と思うことがあります。
この「ほら、やっぱり・・・」というのは、「うまくいくはずがない」「私にできるわけがない」という意味です。
うまくいくことを願いつつも、私自身が心のどこかで「うまくいくはずがない」という予測をして、アクシデントに邪魔をされると「ほら、やっぱりうまくいかなかった」と予測通りになったことを確認しているのです。
けれど、本当にうまくいかないことを望んでいるわけはなくて、これは自分の心を守っているのだと思います。
踏みこめば成功するかもしれないけれど、それ以上踏み込まなければ大きな失敗をすることもないので。
アクシデントが起きたときどうする?
アクシデントの対応に追われて「あーもー疲れたー。何もできる気がしないー。」と思った時は、休みましょう。
何かをするにはエネルギーが必要です。
そのエネルギーが溜まるまで休養しましょう。
といっても、ただずっと休んでいることなんてできないのが現実ですよね。
私は、エネルギー不足だなと感じたときは、深く考えず、「やらなければいけないこと」だけを淡々とこなすようにしています。
あとは、食べて寝る。
エネルギーが溜まれば、気持ちに余裕が出てきてまたチャレンジしようと思えるようになります。
アクシデントが起きたときは、それに対応することと自分のエネルギーを回復することが大切だと思います。
そして、エネルギーの回復途中もやろうとしていることから完全に離れてしまわないこと。
負担に感じるほどかかわる必要はありませんが、関係する本を読んだり少しでもかかわりを維持することで、心の中の熱意が消え去ってはいないことを感じることができると思います。
アクシデントは途中経過であって「失敗」という結末ではない
アクシデントが起きたとき、それをきっかけに物事をやめてしまえば、それは終わってしまいます。
確かにアクシデントはエネルギーを奪われますし、せっかくメラメラ湧いたやる気も削がれてしまいます。
けれど、アクシデントをきっかけに何かをやめてしまうのはもったいないです。
やめなければ、「失敗」という終わりにはなりません。
少し時間をおいて、環境や自分の気持ちが整ったらまた再開すればいいのです。
「何かを始めるのに遅すぎるということはない」とか「何歳からでも再スタートはできる」というのは本当で、アクシデントが起きたからといってそこでやめてしまわず、自分の納得する結果に到達するまで続ければいいのです。
そうすれば、「失敗」という結末にはなりません。
(と、自分にも言い聞かせています。)