先日、初めて梅流しをしました。
「大根と梅とスープで本当に便秘やむくみが解消されるんだろうか・・・?」と半信半疑でした。
しかし、梅流しをしてみての感想は「これはすごい!!!」。
便秘やむくみ解消の効果はもちろんのこと、9日で2.8㎏増えて困っていた体重が、便秘・むくみが解消したことにより3日で2.5㎏減りました。
梅流しの味や効果について詳しく書いていきたいと思います。
梅流しをした理由
なぜ今回梅流しをしようと思ったかというと、理由は便秘と急激な体重増加です。
コロコロ便が続き、9日で体重が2.8㎏増加。
脂肪を1㎏増やすには7,200kcal必要ですが、さすがに7,200×2.8=20,160kcalもカロリーを過剰にとってはいませんでした。(「0.5㎏分くらいは脂肪かも・・・」というくらいのカロリーオーバーの自覚があった。)
すると、水分と便が体内に溜まっていると推測したのですが、便秘に良い食べ物を食べても水分を多めにとっても、水分も便もたいして出てこないという状況でした。
さすがに2.8㎏増というのが重くのしかかってきて、うわさに聞いていた梅流しを試してみることにしました。
梅流しのレシピは?食べ方は?
梅流しのレシピや食べ方は『VOCE 失敗しない【梅流し】便秘解消・ダイエットに効果があるってホント?』を参考にし、家にある材料で行いました。
梅流しのレシピ
材料
- 大根 300g
- 梅干し 60g
- 昆布 15g
- 水 1.5L
※大根はレシピでは250~300gとあるので自身の状況に合わせて用意するといいと思います。私は便秘がひどかったので多めの300gにしました。
※梅干しはレシピでは「中2~3個」「1個20gくらいの大粒で一般的な梅干し」とあるのですが、小粒の梅干ししかなかったので重さを合わせました。梅干しも効果を期待して多めの3×20g=60gにしました。
作り方
■作り方
『VOCE 失敗しない【梅流し】便秘解消・ダイエットに効果があるってホント?』
1 昆布と水を鍋に入れ、30分ほど浸しておく
2 鍋を火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す
3 大根を1cmの厚さに切り、皮をむいて鍋へ入れる
4 大根が柔らかくなるまで中火~弱火で20分程度煮る
5 大根が煮えたら、種を取った梅干しをちぎって入れ、5分ほど煮る
梅流しの食べ方
本当は食べ方も教えにしたがった方がいいと思うのですが、スープ200mlを正確に測ったりするのは手間なのでだいたいの量で食べ進めました。
1.器いっぱい(おたま3杯分くらい)のスープをのむ。
2.大根、梅、器いっぱいのスープを食べる。
3.1と2を繰り返す。
食べ進めるにあたって注意したことは、大根・梅干し・スープがほぼ同時に食べ終わるようにペース配分しました。
「大根だけ」「梅干しだけ」「スープだけ」残ってしまうと飽きてしまいそうなので、どれかが単体で残ってしまわないように食べ進めるといいと思います。
梅流しの前に断食は必要?梅流し前後の食事で気をつけたこと
せっかく梅流しを行うなら効果を得たいので梅流し前後の食事にもちょっとだけ気をつけました。
特にダイエット目的で行うなら、次の食事は少し軽めにしたり、食べるときに野菜から食べるなど食べ順に気をつけたほうが、より梅流しの効果が期待できます。
梅流しを食べるタイミングは空腹時がおすすめです。
VOCE 失敗しない【梅流し】便秘解消・ダイエットに効果があるってホント?
とあることから、梅流しを食べるときは空腹になっているとベストです。
私が梅流しを食べたのは朝なのですが、前後の食事は次のような感じでした。
10/30夜 | ざるそば95g(ねぎ、のり、めんつゆ) ほうれん草のおひたし(半束分くらい、鰹節、しょうゆ) 鮪と真鯛のお刺身2切ずつ(わさび、しょうゆ) イカメンチ1枚(ソース) ダノンBIO脂肪0プレーン砂糖不使用 パイナップル(1/8くらい) |
10/31朝 | 梅流し |
10/31昼 | 豆腐丼(ごはん100g、玉ねぎ半分、おかめ絹豆腐150g、たまご1個、ほんだし、しょうゆ、ラカント) ひじき煮(ひじき、油揚げ、人参、大豆、鶏ひき肉、みりん、料理酒、しょうゆ、砂糖) ほうれん草のおひたし(少々、鰹粉、しょうゆ) |
10/31 おやつ | 焼き芋50g、カッテージチーズ20g、素焼きミックスナッツ5g、はちみつ5g |
10/31夜 | 豚こま生姜焼き(脂肪をとった豚こま70gくらい、玉ねぎ1/4くらい) キャベツの千切り60g(マヨハーフ) 長いも75gくらい(鰹節、しょうゆ) ごはん100g 味噌汁(大根、わかめ) ダノンBIO脂肪0プレーン砂糖不使用 りんご1/2くらい |
前日の夜ごはんは普通の食事をとりましたが、食べ過ぎないように気をつけました。
これだけ食べても10/31の朝は家事・犬の散歩・梅流しを作っている間にお腹がすき始め、梅流しを食べるころには空腹になっていました。
梅流し後の昼ごはんは控えめを意識し、夜ごはんは普通の食事をとりました。
この食事でも梅流しは効果があったので、ゆるっと梅流しを取り入れるには前後の食事を気をつける程度で大丈夫だと思います。
『梅流し』とは大根と梅をたっぷりの水分で煮たものを食べる食事法で、もともとはファスティング(断食)後に行うもの。ファスティング後に食べることで、大根に含まれる水分や食物繊維、梅干しに含まれるクエン酸が働き、腸内環境を整えてスムーズな排便を促したり、体の中の老廃物を排出してむくみを解消してくれたりします。
VOCE 失敗しない【梅流し】便秘解消・ダイエットに効果があるってホント?
とあるように、もともとはファスティング(断食)後に行うもののようですが、断食しなくても効果はありました。
あとは、トイレに行ったら水をのむなど、こまめに水分補給を心がけました。
【感想】梅流しはまずい?飽きる?辛い?
梅流しは昆布だし、梅干し、大根のシンプルな味です。
昆布だしのうまみと梅干しの酸味が溶け出したスープはやさしい味わいで、大根にも梅干しがよく合います。
私は飽きることなく食べきったのですが、味変として味噌を少々使ってもいいそうです。
一番初めのスープを飲み終えただけでお腹から体がポカポカしてきて、食べ終わることには汗をかくくらい暑かったです。
ただ大根300gで作ると量は本当に多いです・・・。
半分くらいにたどり着くまでは「本当に食べきれるかな・・・」と不安になり、半分くらい食べた時点ですでにお腹がいっぱい、でも半分を越えてしまったら「食べきれそう!」と思えました。
そして、食べている最中からお腹が動き始めているのを感じました。
食べ終えたときにはとにかくお腹がパンパンです。
お腹がパンパンになるのですが、トイレを繰り返すことによってパンパン具合は軽減していくのには驚きました。
【効果】便秘やむくみは解消する?ダイエット効果は?
9日で2.8㎏増えた体重は次のような感じで変化しました。
体重が高止まりしているところで梅流しを行い、その後3日で2.5㎏体重が減りました。
便秘解消について。トイレの様子など ※苦手な人は飛ばして!
ここはトイレの様子について書いていこうと思うので、苦手な方は飛ばしてください。
梅流しを食べている最中からお腹が動き出すのを感じ、食べ終わると同時にトイレが始まりました。
梅流し食べ始め~トイレ終了までの流れをまとめると次のようになります。
8:40 | 梅流し食べ始め |
9:05 | 梅流し食べ終わり、すぐにコロコロ便 |
9:42 | コロコロ便 |
9:55 | うんち |
10:06 | うんち |
10:15 | 水下痢 |
10:40 | 水下痢 |
11:52 | 水下痢 |
12:45 | 水下痢(少量) |
辛いくらいの腹痛、我慢できない便意が起きたので、梅流しの日は予定を入れない方がいいです。
むくみは解消する?
便秘については即効性を感じたのですが、むくみについては2~3日かけて徐々に解消していったような気がします。
私は便秘になると体内の循環が停滞する感覚があるというか、「食べても飲んでも出てこない」感覚になります。
梅流しで便秘が解消したことによって、体内の循環が始まり少しずつむくみが解消されていったのではないかと思います。
ダイエットはできる?
梅流しによって便秘やむくみが解消すると一時的に体重は減少しますが、これは脂肪が減少したというのとは違うと思います。
体内の循環を促すという意味で梅流しは効果的だと思いますが、ダイエット効果という意味では長期的な目で見ていく必要があると思います。
【まとめ】梅流しは便秘やむくみ解消に効果的!
今回梅流しをやってみて、便秘やむくみ解消に効果的ということがわかりました。
便秘には即効性があり、むくみは徐々に解消していきます。
長期間の断食や食事制限は必要なく、1食を梅流しに置き換えるだけで効果が得られるのでチャレンジしやすいと思います。
「空腹時に行う」「前後の食事は軽めに」「こまめな水分摂取」と簡単なポイントを守るだけでよいというのもうれしいポイントです。
頻繁にやると腸内の全てが排出されてしまう気がするので、ヨーグルトなどで善玉菌をとりながら、適度に梅流しを取り入れていきたいと思いました。