「子犬の離乳食用にドライフードを細かくしたい」
「ドライフードをふやかしたいけど、そのままではあまりやわらかくならない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
犬のごはんは成長段階や好みに応じた対応が必要になってきますよね。
愛犬が食べやすい大きさの粒がない時には細かくした方が食べやすいですし、お湯でふやかす時もちょっと細かくしてからお湯をかけたほうがやわらかくなりやすいです。
私は離乳食づくりや食べムラ対策でふやかす前にドライフードを細かくしていた時期があったのですが、みじん切り機がとても役に立ちました。
我が家のように超小型犬の場合やドライフードは少量しか食べない場合は、手動のみじん切り機が低価格で便利なのでおすすめです。
反対に、ドライフードの量が多い場合や「もっと簡単に便利がいい!」という場合、「力が弱いので手動はちょっと・・・」という場合はミキサーやフードプロセッサーがおすすめです。
ドライフードを細かくする方法
ドライフードを細かくする方法はいくつかあります。
包丁で切る・ピルカッターで切る
まず、どこの家にもある包丁で切る方法。
ドライフードは安定性に欠ける形をしているので滑ってしまいます。
キッチンペーパーの上で切るなどして滑り対策もできますがちょっと危ないと思います。
さらに、1粒ずつ切るのは時間もかかりますし大変です。
ピルカッターは包丁よりも安全に切ることができますが、こちらも1粒ずつ切るのは時間がかかります。
金づちで砕く
金づちがある場合は、ドライフードを袋に入れてたたいて砕くこともできます。
この時、強度の高い袋を使わないとドライフードと金づちの固さに負けて袋が破けてしまいます。
フードが細かくなったはいいけど、袋が破けていて惨事・・・なんてことにならないように注意が必要です。
ちなみに、この方法はマンションにお住まいの方にはおすすめできません。
ドライフードではないんですが、私は以前、牛肉を綿棒でたたいていたところ、インターホンが鳴って下の部屋の人から「何か・・・たたいてます・・・?」と聞かれたことがありました。
周りの部屋の人からしたらなにかヤバい事をしているか、嫌がらせでもされているのかと心配になったのだと思います。
すり鉢とすりこ木で砕く
すり鉢とすりこ木で砕く方法は、すり鉢の中でドライフードが滑ってしまうので「する」というよりは「1粒ずつ標的を定めてつぶす」方に近いです。
これは、私がみじん切り機を買う前にやっていた方法です。
すり鉢の中でドライフードが滑ってしまうのと、ドライフードは思っているよりもかたく押しつぶすのが難しかったです。
みじん切り機で砕く
私が使っていたのは手動のみじん切り機で、少量のドライフードを砕くのにおすすめです。
「みじん切り機」「チョッパー」などの名前で販売されています。
最近は便利グッズとしてひもを引っ張るタイプのみじん切り機が有名ですが、私が使っていたのは上から押すタイプのものです。
押すごとに少しずつ歯が回転して粉砕していきます。
私が使っていたのはこちら。
ペティオからペット用フードクラッシャーが販売されています。こちらはメモリ付きカップ2個付きです。
ミキサー、フードプロセッサーで砕く
フードの量が多いと手動のみじん切り機では何回かに分けて粉砕しなければいけません。
さらに、粉砕する回数が増えると、女性の場合は特にですが疲れたり手が痛くなったりします。
そのため、フードの量が多い場合やもっと手軽にドライフードを粉砕したい場合はミキサーやフードプロセッサーなど電動のものがいいと思います。
コンパクトタイプや低価格のものもあるので購入しやすいですよね。
みじん切り機でドライフードを砕くとどんな感じに仕上がるのか?
みじん切り機は3つの部品があります。左から本体(ブレード保護カバー付き)、本体カバー、受け皿です。
受け皿には30gのドライフードが入りますが、30g入れてしまうと押し込むことができなかったので20gくらいがいいと思います。
20gを20回粉砕したものがこちらです。
20gのドライフードを20回粉砕する場合でも初めの10回は体重をかけて押し込むくらい力がいりますし、ちょっと手が痛くなります。
大き目の粒から細かい粒まで大きさは様々です。
粒を均等に砕くことはできないので「4等分くらいにしたい」とか「6等分くらいにしたい」といった希望の大きさに揃えることはできません。
粉砕する回数を増やせば全体的にもっと細かくすることは可能です。
粉砕するごとにフードが小さくなっていって抵抗が減るので少ない力で押し込むことができるようになります。
便利なグッズを使って手軽に!
愛犬のライフステージや好みによってドライフードを細かくしたい時がありますよね。
ごはんは毎日のこと、1日2~3回のことなので、できるだけ手軽に時間を短縮して用紙できると助かりますよね。
ただドライフードを細かくするためにも、フードをふやかしやすくするためにも、みじん切り機やチョッパーが役に立つのでぜひ試してみてください!