犬の医療費はどれくらいかかる?合計と平均は?高い?

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犬と暮らしていると食事やお手入れ費用の他にかかるのが医療費です。

病気やけがの治療費の他に狂犬病や混合ワクチン、フィラリアなどの予防医療にもお金がかかります。

我が家の愛犬はポメラニアンの女の子で7才です。

これまでの医療費をまとめてみたので「自分の家より高い?安い?」という比較の目線から、またこれから犬を飼おうと思っている方は「これくらいかかるのかも?」と参考にしていただければと思います。

見方について

タイトルの総額は動物病院に支払った金額です。保険金は加味していません。

タイトルの年齢は年末を基準にしています。

表はだいたい1年ごとにまとめていますが、翌年1月分が入っている年もあります。

2017年 0才 総額9,882円

我が家は2017年11月25日に愛犬を迎えました。

そのため1年目(2017年末まで)にかかった医療費は混合ワクチン代と検便代のみです。

検便代は動物病院から「ペットショップから迎えた子はお腹に虫がいることもあるので初診時に便検査をおすすめします」と言われて検査をお願いしたものです。

NO 受診日 治療 予防医療 合計
診断名/主訴 検査 診療費 保険金 差引負担額 内容 診療費 診療費 保険金 差引負担額
1 12/17         0 混合ワクチン
検便
9,882 9,882 0 9,882
  合計 0 0 0 合計 9,882 9,882 0 9,882

2018年 1才 総額188,309円

1才になった年は嘔吐が続き、治療費がかかりました。

嘔吐の原因は胃腸炎のこともありましたが、ほとんどは原因不明で対症療法で胃腸薬をのんでいました。

また、乳歯遺残抜歯と避妊手術をしたので予防医療費もかかりました。

NO 受診日 治療 予防医療 合計
診断名/主訴 検査 診療費 保険金 差引負担額 内容 診療費 診療費 保険金 差引負担額
1 1/20         0 狂犬病(クーポン) 0 0 0 0
2 3/15 回虫症
下痢
検便 6,264 4,385 1,879     6,264 4,385 1,879
3 3/28 回虫症
下痢
検便 2,700 1,890 810     2,700 1,890 810
4 4/14         0 乳歯遺残抜歯 32,400 32,400 0 32,400
5 5/12         0 フィラリア検査
ネクスガードスペクトラ
検便
5,616 5,616 0 5,616
6 5/17         0 避妊手術 32,400 32,400 0 32,400
7 6/9         0 狂犬病
ネクスガードスペクトラ
5,562 5,562 0 5,562
8 7/14         0 ネクスガードスペクトラ
処置?
3,780 3,780 0 3,780
9 9/8         0 ネクスガードスペクトラ 3,132 3,132 0 3,132
10 9/17 嘔吐
バリカン負け
血液検査(院内) 18,387   18,387     18,387 0 18,387
11 9/22 嘔吐 血液検査(院内) 8,559   8,559     8,559 0 8,559
12 9/29 嘔吐   5,238   5,238     5,238 0 5,238
13 10/13 嘔吐   5,238   5,238 ネクスガードスペクトラ 2,592 7,830 0 7,830
14 10/27 嘔吐   5,238   5,238     5,238 0 5,238
15 11/10 嘔吐   4,104   4,104 ネクスガードスペクトラ 2,592 6,696 0 6,696
16 11/21 嘔吐 血液検査(院内)
レントゲン
17,345   17,345     17,345 0 17,345
17 11/22 嘔吐   2,538   2,538     2,538 0 2,538
18 11/24 嘔吐   4,104   4,104     4,104 0 4,104
19 12/8 嘔吐   5,238   5,238     5,238 0 5,238
20 12/10 嘔吐   1,404   1,404     1,404 0 1,404
21 12/22 嘔吐   5,238   5,238 混合ワクチン 8,100 13,338 0 13,338
22 1/5 嘔吐   540   540     540 0 540
23   保険金振込     41587 -41,587     0 41,587 -41,587
  合計 92,135 47,862 44,273 合計 96,174 188,309 47,862 140,447

2019年 2才 総額185,882円

2才になった年は落ち着いていた嘔吐がまた出始め二次診療の消化器専門病院を受診したのと、誤食の催吐処置で治療費がかかりました。

この年から冬はネクスガードをのみ始めました。

NO 受診日 治療 予防医療 合計
診断名/主訴 検査 診療費 保険金 差引負担額 内容 診療費 診療費 保険金 差引負担額
1 1/16 誤食
便秘
レントゲン 8,380   8,380     8,380 0 8,380
2 4/3 右後肢肉球出血   1,620   1,620     1,620 0 1,620
3 4/13           狂犬病 2,970 2,970 0 2,970
4 5/10 右後肢肉球出血   1,620   1,620 血液検査
ネクスガードスペクトラ
10,152 11,772 0 11,772
5 6/13           ネクスガードスペクトラ 3,132 3,132 0 3,132
6 7/13 歯肉炎   2,700   2,700 ネクスガードスペクトラ 2,592 5,292 0 5,292
7 8/7           ネクスガードスペクトラ 2,592 2,592 0 2,592
8 9/13           ネクスガードスペクトラ 2,592 2,592 0 2,592
9 10/14           ネクスガードスペクトラ 2,640 2,640 0 2,640
10 11/14 歯肉炎   2,200   2,200 ネクスガードスペクトラ 2,640 4,840 0 4,840
11 11/22 嘔吐 血液検査(院内) 14,548   14,548     14,548 0 14,548
12 11/29 嘔吐   7,095   7,095     7,095 0 7,095
13 12/12 嘔吐 エコー 1,650   1,650 混合ワクチン 8,250 9,900 0 9,900
14 12/18 嘔吐   5,170   5,170 ネクスガード 1,870 7,040 0 7,040
15 12/26 外耳炎・嘔吐   7,040   7,040     7,040 0 7,040
16 1/10 嘔吐 血液検査(院内) 12,210   12,210     12,210 0 12,210
17 1/18 消化器疾患
嘔吐/下痢/血便
(原因未定)
血液検査(院内)
検便
レントゲン
エコー
82,219   82,219     82,219 0 82,219
18   保険金振込     44,618 -44,618     0 44,618 -44,618
  合計 146,452 44,618 101,834 合計 39,430 185,882 44,618 141,264

2020年 3才 総額62,337円

3才になった年は体調を崩すことが少なかったですが、ティッシュを誤食して催吐処置をしています。

NO 受診日 治療 予防医療 合計
診断名/主訴 検査 診療費 保険金 差引負担額 内容 診療費 診療費 保険金 差引負担額
1 1/22 下痢 検便 5,500   5,500     5,500 0 5,500
2 2/7         0 ネクスガード 2,420 2,420 0 2,420
3 3/7         0 ネクスガード 2,420 2,420 0 2,420
4 4/6         0 狂犬病
フィラリア検査
ネクスガードスペクトラ2か月分
10,175 10,175 0 10,175
5 4/30         0 処置料? 1,210 1,210 0 1,210
6 6/7         0 ネクスガードスペクトラ3か月分
処置料?
10,120 10,120 0 10,120
7 6/17 異物摂取   10,252   10,252     10,252 0 10,252
8 9/10 歯肉炎   2,200   2,200 ネクスガードスペクトラ 2,640 4,840 0 4,840
9 10/12         0 ネクスガードスペクトラ 2,640 2,640 0 2,640
10 11/11         0 ネクスガードスペクトラ 2,640 2,640 0 2,640
11 12/11         0 ネクスガードスペクトラ
混合ワクチン
10,120 10,120 0 10,120
12   保険金振込     9,471 -9,471     0 9,471 -9,471
  合計 17,952 9,471 8,481 合計 44,385 62,337 9,471 52,866

2021年 4才 総額76,175円

4才になった年も体調を崩すことはなかったのですが、健康診断として受けた血液検査をきっかけに胆泥症であることがわかり、服薬が必要になりました。

9月から服薬を開始したので、1年としてみれば治療費はかかっていない方ですが、4か月としてみると・・・?

NO 受診日 治療 予防医療 合計
診断名/主訴 検査 診療費 保険金 差引負担額 内容 診療費 診療費 保険金 差引負担額
1 1/13         0 ネクスガード 2,420 2,420 0 2,420
2 2/10         0 ネクスガード 2,420 2,420 0 2,420
3 3/10         0 ネクスガード 2,420 2,420 0 2,420
4 4/8         0 ネクスガード
狂犬病
5,115 5,115 0 5,115
5 5/20         0 フィラリア検査
ネクスガードスペクトラ
4,290 4,290 0 4,290
6 6/17 外耳炎   990 495 495 ネクスガードスペクトラ 2,640 3,630 495 3,135
7 7/16         0 ネクスガードスペクトラ2か月分 5,280 5,280 0 5,280
8 9/17         0 血液検査
検便
ネクスガードスペクトラ
10,890 10,890 0 10,890
9 9/19 胆泥症 血液検査(院内)
エコー
8,250 4,125 4,125     8,250 4,125 4,125
10 10/15 歯肉炎
胆泥症
  5,720 2,860 2,860 ネクスガードスペクトラ 2,640 8,360 2,860 5,500
11 11/17 胆泥症   4,620 2,310 2,310 ネクスガードスペクトラ 2,640 7,260 2,310 4,950
12 12/15 胆泥症 検便? 4,950 2,475 2,475 ネクスガードスペクトラ
混合ワクチン
10,890 15,840 2,475 13,365
  合計 24,530 12,265 12,265 合計 51,645 76,175 12,265 63,910

2022年 5才 総額120,945円

4/20にキッチンペーパー、12/21にティッシュを誤食してしまい催吐処置しています。

何でも食べるという愛犬の特徴を理解して気をつけていても少し気を抜いた瞬間に誤食が起きます。

催吐処置は本人の負担にもなりますし最悪の場合命にかかわるので、高いくらいの方が私への戒めにもなります・・・。

胆泥症の治療は9月で一旦終了しました。

NO 受診日 治療 予防医療 合計
診断名/主訴 検査 診療費 保険金 差引負担額 内容 診療費 診療費 保険金 差引負担額
1 1/19 胆泥症   4,620 2,310 2,310 ネクスガード 1,870 6,490 2,310 4,180
2 2/17 胆泥症   4,620 2,310 2,310 ネクスガード 1,870 6,490 2,310 4,180
3 3/17 胆泥症   4,620 2,310 2,310 ネクスガード 1,870 6,490 2,310 4,180
4 4/20 誤食   11,000 5,500 5,500     11,000 5,500 5,500
5 4/21 胆泥症 血液検査(院内) 11,220 5,610 5,610 フィラリア検査
ネクスガードスペクトラ
3,740 14,960 5,610 9,350
6 5/23 胆泥症   4,070 2,035 2,035 ネクスガードスペクトラ
狂犬病
5,885 9,955 2,035 7,920
7 6/24 胆泥症   4,620 2,035 2,585 ネクスガードスペクトラ 2,640 7,260 2,035 5,225
8 7/21 胆泥症   4,620 2,310 2,310 ネクスガードスペクトラ 2,640 7,260 2,310 4,950
9 8/22 胆泥症
食欲低下
血液検査(院内) 11,220 5,610 5,610 ネクスガードスペクトラ 2,640 13,860 5,610 8,250
10 9/21 胆泥症 血液検査(院内)
エコー
4,950 2,475 2,475 ネクスガードスペクトラ 2,640 7,590 2,475 5,115
11 10/28 嘔吐   3,190 1,595 1,595 ネクスガードスペクトラ 2,640 5,830 1,595 4,235
12 11/24         0 ネクスガードスペクトラ 3,190 3,190 0 3,190
13 12/21 ティッシュ誤食   10,450 5,225 5,225     10,450 5,225 5,225
14 12/28         0 ネクスガードスペクトラ
混合ワクチン
10,120 10,120 0 10,120
    合計 79,200 39,325 39,875 合計 41,745 120,945 39,325 81,620

2023年 6才 総額157,850円

6才になった年は、多尿から腎数値上昇、膿皮症、再び胆泥症、膀胱炎、尿石症と治療費がかかりました。

NO 受診日 治療 予防医療 合計
診断名/主訴 検査 診療費 保険金 差引負担額 内容 診療費 診療費 保険金 差引負担額
1 1/30 多尿 血液検査(外注) 18,150 9,075 9,075 ネクスガード 1,870 20,020 9,075 10,945
2 2/1 多尿
膿皮症
尿検査(院内・外注) 5,610 2,805 2,805     5,610 2,805 2,805
3 2/4 多尿 エコー 2,200 1,100 1,100     2,200 1,100 1,100
4 2/26         0 ネクスガード 2,420 2,420 0 2,420
5 3/8 腎数値上昇 血液検査(院内) 3,850 1,925 1,925     3,850 1,925 1,925
6 3/29 腎数値上昇 血液検査(外注) 6,050 3,025 3,025 フィラリア検査
ネクスガードスペクトラ
4,290 10,340 3,025 7,315
7 3/30 胆泥症   4,070 2,035 2,035     4,070 2,035 2,035
8 4/27 胆泥症 血液検査(院内) 6,270 3,135 3,135 ネクスガードスペクトラ 2,640 8,910 3,135 5,775
9 5/25 胆泥症   4,070 2,035 2,035 ネクスガードスペクトラ
狂犬病
5,885 9,955 2,035 7,920
10 6/29 胆泥症   4,620 2,310 2,310 ネクスガードスペクトラ 2,640 7,260 2,310 4,950
11 7/21 胆泥症
膿皮症
  6,820 2,310 4,510 ネクスガードスペクトラ 2,640 9,460 2,310 7,150
12 8/17 胆泥症   5,720 2,860 2,860 ネクスガードスペクトラ 2,640 8,360 2,860 5,500
13 9/25 胆泥症
歯肉炎
  6,710 3,355 3,355 ネクスガードスペクトラ 2,640 9,350 3,355 5,995
14 10/2 膿皮症   550 275 275     550 275 275
15 10/8 胆泥症   55 28 27     55 28 27
16 11/1 胆泥症 エコー 22,330 11,165 11,165 ネクスガードスペクトラ
CBDサプリ
5,280 27,610 11,165 16,445
17 11/26 膀胱炎
血尿
  2,860 1,430 1,430 ネクスガードスペクトラ 2,640 5,500 1,430 4,070
18 12/2 尿石症 尿検査(院内) 7,040 3,520 3,520     7,040 3,520 3,520
19 12/4 胆泥症   1,870 935 935     1,870 935 935
20 12/16 胆泥症
膀胱炎
尿検査(院内) 10,780 5,390 5,390 ネクスガードスペクトラ 2,640 13,420 5,390 8,030
    合計 119,625 58,713 60,912 合計 38,225 157,850 58,713 99,137

2017~2023年合計と平均

2017~2023年にかかった医療費の合計と平均を計算してみました。

平均は、混合ワクチンと検便代のみだった2017年は除いて計算し6年で割っています。

  治療 予防医療 合計
内容 診療費 保険金 差引負担額 診療費 診療費 保険金 差引負担額
2017~2023年合計 479,894 212,254 267,640 321,486 801,380 212,254 589,126
2017~2023年平均(合計/6年) 79,982 35,376 44,607 53,581 133,563 35,376 98,188

約6年でかかった治療費は479,894円、予防医療費は321,486円、合計で801,380円でした。

年平均にすると治療費は79,982円、予防医療費は53,581円でした。

治療費は病気やけがをすると跳ね上がりますが、予防医療費はだいたい同じくらいの金額が毎年かかります。

犬の医療費はやっぱり高い?

「あらためてまとめてみるとやっぱり高いね。」というのが率直な感想です。

けれど、「病気やけがをしたら治療は必要だし、防げる病気は防ぎたい。不調はひどくなる前に受診させたい。」という気持ちで過ごしてきた結果です。

確かに「心配しすぎかな?」と受診を反省したこともあるのですが、何もなければそれはそれでよく、これからも私のこの方針は変わりません。

我が家はペット保険に加入しているので保険金を受け取ることができています。

「ペット保険やめてもいいかも?」と思った時もあったのですが、胆泥症になった頃から「入っておいてよかった・・・」と思うようになりました。

犬の医療費は高いので貯金でもペット保険でも備えは必要です。

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